米オハイオ州で16日、死刑執行のため薬物を投与された男が、約10分間にわたってあえぎ、体を震わせながら死亡した。執行に立ち会った記者などが明らかにした。
ソース:http://www.cnn.co.jp/usa/35042654.html
皆さんは思ったことがないだろうか、卑劣な犯罪者に対し
『一瞬で苦しみから解放される死刑なんて生温い、もっと苦しめてやれ』
と・・・。
そんな誰もが一度は考えそうな事が、実際に刑罰として執行されたようです。
今回、そんな刑罰を受けたのはデニス・マグワイア死刑囚。
罪状は「妊娠中だった当時22歳の女性に対する強姦と殺人の罪」
正直、死刑で当然。
妊娠中の女性を強姦して殺す、まさに『苦しんで死ねばいい』と思います。
死刑方法は『薬物投与』
複数の薬物を投与して執行するこの方法、簡単に言ってしまうと
「最初の薬物で意識を失わせて、続く薬物で心臓を止める」
と言った手順で行われます。
そして、話題になってる今回の死刑では、
薬品メーカーが自社の薬品を死刑に使用することを禁止したため、代替の薬を使ったとのこと。
その結果、『約10分間にわたってあえぎ、体を震わせながら死亡した。』ようです。
まさに因果応報といったところですね。
専門家による推測だと、
「息ができなくなり、苦しみと恐怖の中で死に至る」
という効果が出たらしいです。なにそれ怖い。
結果として、死刑囚が予定通り死刑執行されましたというだけなんですが、
なんでニュースになるほど騒がれてるかというと、
アメリカ合衆国憲法修正第8条で定められてる内容に反してるのでは?
と言われているからです。
【アメリカ合衆国憲法修正第8条】
(残虐で異常な刑罰の禁止等について)
『過大な額の保釈金を要求し、または過重な罰金を科してはならない。また残虐で異常な刑罰を科してはならない。』
上記の条文の『残虐で異常な刑罰』に当たるか当たらないかという所が問題らしいです。
この部分に関しては何回か議論され、その結果、死刑自体が廃止になったこともあるそうですが、今回の件で今後死刑がどうなるのか・・・。